テーマ:人生観

こころの充電

先週の土曜日(4月28日)に高校の恩師の退職慰労会がありました。 急遽の声かけにもかかわらず、30名を超す人たちが集まり、 恩師の慰労もさることながら、ミニ同窓会となりました。 幹事の一声で集まるメンバーは、 やはり各界で活躍している精鋭が多く、 少し腐りかけていた僕の心に とても新鮮な風を吹き込んでくれました。 …
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『アンダ-グラウンド/村上 春樹』を読んで

折しも、地下鉄サリン事件から今日で17年。 僕にとって地下鉄サリン事件は、 神戸製鋼が危ないゲームをいくつもモノにしながら ラグビー日本選手権で7連覇し、 「やっぱり最後は神戸が勝つんだなあ」と思い、 その二日後に阪神大震災がきて 「こんな大地震が日本にもくるんだ」と心底驚ていた矢先、 突然に起こった事件だった。 …
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『スプートニクの恋人/村上春樹』を再び読んで

『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』を読んでいたら 『スプートニクの恋人』を読み返してみたくなって いてもたってもいられなくなり、 二日で一気に読んだ。 読むのが遅い自分としては、 たぶん驚異的な早さだったと思う。 『夢を・・・』で村上さんが ひとつの物語を一人称形式で書くことは たぶんこれで最後で 削りに削っ…
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『こころの声を聴く/河合隼雄対話集 』を読んで

子供の本を借りに図書館へ行ったときに 偶然この本を見つけた。 一言で言って、 深い。 最低でも2回、 対話相手によっては3回以上読んだ。 人間について、 前より少しわかったような気がする。 そして、少し優しくできるようなったと思う。 <対話者:山田太一> 「異人たちとの夏」「飛ぶ夢をしばらく見ない…
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『嫌われ者の流儀/堀江 貴文・茂木健一郎』を読んで

茂木さんのtwitterで出版されたことを知った。 いくつか気になったキーワードがあった。 『嫌われ者の方が信用できる』 会議や打合せで、大勢の意見が集約しかけてきた時、 場の空気をあえて読まず 「この視点からの考察が抜けているんじゃない?」 「売り手の下心が透けて見えて、 買い手の支持を得られないんじゃな…
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『寂聴 般若心経―生きるとは/瀬戸内 寂聴』を読んで

近所のイオンに入っている夢屋書店で衝動買いしたんだけれど、 よかった~。カンドーした~。 前から寂聴さんは好きだったんだけれど、 前より一層好きになった。 寂庵がもし近所にあったなら、 説教は月に一度しかないとわかっていても、 多分毎日行くと思う。 書版は1991年10月なので、 20年も読まれていることにな…
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『島耕作に知る 「いい人」をやめる男の成功哲学/弘兼 憲史』を読んで

読者の対象年齢を20代後半~30代前半に置いていて 40を過ぎた僕には少し違和感を感じないこともなかったが、 「我が意を得たり」とは、まさにこの本の第一印象で、 ときどきウンウンと頷きながら一気に読んだ。 もちろん僕も、書いてあることが 完璧に実行出来ている訳ではないけれど、 ときどき折れそうになりながらも 「自分であ…
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『インビクタス / 負けざる者たち』を観て

モ-ガン・フリーマンは大好きな役者だし いつもながらとても上手かったんだけど、 エンドロールに出てくる マンデラさんの笑顔の写真にやられた。 どんなに良い脚本も上手い演技も あの笑顔にはかなわない、 「すべてを物語った笑顔」とでも言うべきか。 1995年のワールドカップは リアルタイムで見ていたつもりだったけれど…
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『走ることについて語るときに僕の語ること/村上春樹』を読んで

小説を書くための体力を養うために 走っていることは知っていたけれど こんなにストイックに、 走っているなんて知らなかった。 文章って、書き手の人間性が本当によく出ると 改めて感じた。 村上さんの文章は 長距離走そのものだと思う。 生き急がない、先走らない。 急にペースを上げたりせず、 トツトツと走る。 …
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『KAGEROU/齋藤智裕』を読んで

職場の友人から勧められてこの本を読んだ。 正直、あまり期待していなかった。 別に、芸能人だからという理由で 色眼鏡で見ていたわけではないけれど 自分とは波長が合わないと、 何となく思っていたからだと思う。 あまり気乗りしなかったが、 何はともあれ、とりあえず読んでみた。 Chapter1・・・・・おそろし…
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『シンプルに生きる/ドミニック ローホー 』を読んで

新聞の3面に広告が出ていて 「これだ!」と直観的に思った。 Amazonですぐに買って 一気に読んだ。 なかでも僕の心にいちばん響いたのは この言葉だ。 「私は質素を私の存在の統一原則とした。 必要不可欠な基本的なもののみを取っておくとに徹した。 この禁欲的かつスパルタ的な方法には どこか天の恵みが秘められ…
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『愛すべきあつかましさ /島地 勝彦』を読んで

nikkei BPnetで乗り移り人生相談 (http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100520/92079/)で 島地さんのことを知って、 機会があればこの人の本を読んでみようと思っていたので 去年の年末に購入した。 その時々で自分に必要なこと、 足りないことに興味が向く…
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『いくつもの週末/江國香織』を読んで

ほとんどのろけに近い。 だけど面白い。 人によっては危険な考えかたと感じるかもしれない。 けれど、僕はほぼ100%理解できるし、支持したい。 危険かもしれないけれど、 これくらいの緊張感を絶えず持っていたい、と思う。 いくつもの週末世界文化社 江國 香織 ユーザレビュー:一番好き江国作品は殆 ...男性に…
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『神様のボート/江國香織』を読んで

人は何かに帰属していたいという願望が根本的にあるし、 帰属していなければ生きていけないのだと思う。 根無し草では生きられない、ということか。 江國さんのとてもよいところは、というか 気にっているところは、理想的でないというか教条的でないというか 教訓めいていないというところがとても好きだ。 あとがきで江國さん本人が語…
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『ホテルカクタス/江國香織』を読んで

童話タッチでいて、 それでいて幾とおりの読みかたもできる作品だった。 大人でも子供でも楽しく読むことができると思うが、 受け取りかたはそれぞれ異なるのだろう。 2ときゅうりと帽子が、 それぞれ何の象徴なのかあまり深く考えないほうが 多分素直に楽しめるのではなかろうか。 大人には大人の童話として、 子供には子供の童…
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『ウエハースの椅子/江國香織』を読んで

これほど強く心を捉えられたのに、 読後の感想が書きにくい作品は初めてかもしれない。 僕が感じたこの作品の主題は、 絶望 恋人 死、だ。 もちろん、絶望と恋人はコインの表と裏。 どちらをえらんでも、 結局は行き止まりで、 待ち受けているのは死しかない。 僕がよく見る夢に どろぼうの夢がある。 いまの…
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宿命と運命について

宿命と運命は混同して使われることが多いけれど、 根本的にこの二つは似て非なるものらしい。 料理に例えると、 宿命は材料、運命は調理だそうだ。 だから、生まれる前から宿命は人生にインプットされていて、 どうやっても避けることはできないとのこと。 けれど運命は、宿命に対して行う自分自身による選択なので、 「右か左か…
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『make me sick/山田詠美』を読んで

男も女も上辺だけの軽薄なものを追い求めず自分だけのスタイルを求めることは、 何時の時代にも共通した普遍的なテーマなんだよね。 僕なんか集団に属しているよりも、独りの方が落ち着くし自分らしいと思えるんだけどね。 やっぱりこう考えているひとはまだまだマイノリティなんだよな。 言うことは簡単なんだけど、ファッションにしろライフ…
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『ぼくは勉強ができない/山田詠美』を読んで

詠美さんの作品は前から興味があったのだが、ちゃんと読むのは今回が初めてだった。 ストレートな主張と読みやすい文体にとても好感が持てた。 「はっ」とさせるエピソードが綴られているが、一番印象に残ったのは山野舞子とのやりとりかな。 互いの虫の好かない部分は、結局自分と似ているところというのは皮肉だけれど確かによくあることだと思う。…
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『限りなく透明に近いブルー/村上龍』を読んで(その2)

『限りなく透明に近いブルー/村上龍』を読んでへはこちら とても感想をまとめるのが難しかった小説だが、 ひとつ思い浮かんだことがあったから、書きとめておこうと思う。 人は時として、 何かから逃げたかったり 心の空虚感を埋めようとして ドラッグやアルコールやセックスなど快楽で補おうとしてしまう。 だけど、それらのも…
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『限りなく透明に近いブルー/村上龍』を読んで

陳腐な言い方かもしれないけれど、「都会の匂い」のする作品だった。 若者の風俗を扱っていることも影響しているだろうけど、 村上春樹さんや村山由佳さんを読み慣れていると違う世界の人だなと思ってしまう。 本質的には村上春樹さんと近いものがあるのかもしれないけれど、 少なくともアプローチの手法がまったく違う。 村上龍さんはきっ…
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『夢を与える/綿矢りさ』を読んで

テーマ自体はそう新しいものはない。 むしろ取り上げているのは古典的なものばかりではなかろうか。 親子の確執、自我の芽生え、親の引いたレール、夫婦の関係、世間とタレントなど、どこから切っても新しいものは何もないと言ってよいほどではなかろうか。 これはインストールから共通していると思うことだが、 綿矢さんは読者を不安定な位置…
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『海風通信―カモガワ開拓日記/村山由佳』を読んで

僕が理想とするライフスタイルをほとんどそのまま実践されている。ホンと、羨ましい限りだ。 やっぱり土の匂いがして、空と海をゆっくり感じられるところに住んでいないと 毎日の仕事と生活の中で「擦り減っていく」感覚ばかりが蓄積されていき 自分が損なわれていく気がしてならない。 もしもひとつだけ叶うとしたら、たぶんすごく迷うと思う…
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『レキシントンの幽霊/村上春樹』を読んで

いろいろな角度から、自分自身の内面にしっかり真正面から向き合おうとした作品だったと思う。 春樹さんが小説の中でもよく使う「井戸を掘る」「井戸の中でじっと考える」という意味が 最近になってじわじわと実感になってわかってきたような気がする。 嫌なこと、辛いこと、理不尽だと思えることがあると、 人はそれを他人のせいにしたがる。…
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『アフターダーク/村上春樹』を読んで

なんだかよくわからないけど、なんかよかった。 読んだあとにあったかい気持ちになれた。 言葉では上手く言えないけれど、春樹さんが言おうとしていることは直感でわかる気がした。 たぶんエリは、『こちら側』につなぎとめているものが見えなくなって 『こちら側』と『あちら側』を彷徨っていたのではなかろうか。 『こちら側』につなぎと…
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『DEEP RIVER/宇多田ヒカル』をあらためて聴いてみて

『ULTRA BLUE』と『kiss&Cry』を最近ヘビー・ローテ-ションで聴いていたせいで 以前のアルバムも聴きたくなって久しぶりに『DEEP RIVER』を聴いてみた。 すごく落ち込んだ気持ちになってしまった。 彼女の孤独があまりに深く、深い淵で必死になって戦っている姿が眼に浮かぶようで アルバムの後半にいくに従って、胸…
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「インストール/綿矢りさ」を読んで

冗談じゃなくビックリした。驚いた。震えた。戦慄した。 彼女がこの小説を書いた年齢なんて全く関係なく、純粋に小説のクオリティが高い。 俄かには認めたくないけれど、「ノックアウトされた」としか言いようがない。 現実から少しだけずらしたところに小説を展開して、 だけど不自然さはまったく読者に感じさせず 少しだけ性的な匂いを感じさ…
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「Kiss & Cry/宇多田ヒカル」を聴いて

iTunes Storeで宇多田ヒカルの新曲「Kiss & Cry」を購入して早速聞いてみた。 前にも書いたが、離婚してからのほうが音楽性は向上していると思う、悲しいけれど。 言葉にすることが難しいが、宇多田ヒカルワールド特有のやるせなさと、 泣き笑いのようなユーモアと、海のように柔らかい優しさが絶妙なバランスをとっていて…
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「きみのためにできること/村山由佳」を読んで

村山さんの小説では主人公が男(の子)の場合、 二人の女性の間で揺れ動く主人公の心のさまが物語の中心的な構成として描かれることが多い。 この小説もそうだった。 このテーマに関する村山さんの立ち位置はいつもはっきりしているし、変わらない。 僕(または私)が本当に必要とする人以外とは、 どんなに深い関係になっても絶対に一線だけは…
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「キャッチャー・イン・ザ・ライ 訳/村上春樹」を読んで

とても胸が苦しくなる小説だった。 せつなさともやるせなさとも違う息苦しさが、読んでいる間中、僕を苦しめた。 10代の頃にこの小説に出会っていれば、別の印象を持ったのかもしれない。 ホールデンの一挙手一投足に 「そう、そう、そうなんだよ」 「言っちまいな」「やっちまいな」 「ホントに世の中馬鹿ばっかり、ホールデンの言うとお…
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