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zoom RSS 『知ろうとすること。/早野 龍五』を読んで

<<   作成日時 : 2016/05/05 11:11   >>

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この本のことは、
糸井さんの「ほぼ日」で知りました。

単刀直入に云って、
もしかしたら、糸井さんが紹介していなければ
読まなかった本かもしれません。

でも心のどこかに「この本は読まなければならない」
「いま、読むべき本だ」という声が聞こえた気がして、
手に取ることになりました。

読後の感想として第一に感じたことは、
早野さんのような人が日本にもっと増えれば、
決して日本は間違った方向へは進まない、
明るいかどうかはわからないけれど
けっして将来は暗くならない、と云うことです。

感情や雰囲気に流されることなく
データの出典・サンプル数による信頼度の評価、
評価基準の科学的根拠を、
ぼくたちひとりひとりが「知ろう」とすることが、
間違った道へ行かないためにどれだけ大切かということが
本当によくわかる本だったと思います。

例えば、第一次大戦後のドイツに
早野さんのような学者がもっと多くいて、
SNSのようなスピードの速い情報発信ツールがあったなら、
ヒトラーのように野望を巧みに隠しつつ、
演説の上手さで国民を魅了していくような政治家は
生まれなかったんじゃないか
そんなことを感じました。

今の日本でも、
例えば小保方さんのスタッフ細胞の件も、
論文の書き方と云う別次元の問題はあるけれど、
科学的な検証をきちんとすれば、
はっきりするような気がするんだけど、
週刊誌的な人間の愛憎劇の方に流されてしまっているように感じます。

それと、後半に出てくる高校生の子たちの話もとてもよかったです。
未知の世界に勇気をもって踏み出すことは
もちろんとても怖いし、人並み以上の努力が必要になるけれど、
自分たちの力で扉を開けていくことって
不可能ではないんだなあって感じました。

もちろんそこには、
正しい手順を教えてくれて、
チャンスをサポートしてくれる人がいないといけないけれど、
でも正しい動機をもち、正しい方法を探して(それこそ「知ろう」として)いると
サポートしてくれる人たちは
自然と集まってくるものかもしれませんね。



知ろうとすること。 (新潮文庫)
新潮社
2014-09-27
早野 龍五

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