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zoom RSS 『姉の結婚/西 炯子』を読んで

<<   作成日時 : 2016/05/04 14:19   >>

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「娚の一生」を映画で見たのをきっかけに
西炯子さんの原作をアマゾンで大人買いをして
他の作品も読みたくなりました。

実は「姉の結婚」に行きつく前に
「電波の男よ」という短編集も読んでいるので
西炯子さんの三作品目になります。

西炯子さんとは波長が合うのでしょうか、
妻は特に何が面白いのかわからないと云って、
途中で断念してしまいました。

ぼくはとても面白くて、
全8巻の最後の最後まで
ハラハラしながら楽しめたんですけどね。

「娚の一生」や「電波の男」にも共通するのですが、
主人公の恋人役の男がとても一途で
主人公のことを思う気持ちが
作品中一貫してブレないところがいいですね。
(少し変態なところも悪くないです)

時間軸もしっかりしていて、
季節が過ぎれば登場人物たちも
ひとつずつ年を取るのも好感持てます。
当たり前と云えば当たり前なんだけど
小説でも結構珍しいんじゃないかな。

それとこれが一番のいいところかもしれないけれど
ストーリーがとてもしっかりしています。
形はコミックと云う体裁をとっていますが、
小説でも十分楽しめるだけの
キャラ設定や展開力があります。

あ〜、ぼくもヒリヒリするような熱さと
そして深くしっとりした大人の恋愛がしたいって思わせる
作品でした。

ちなみに、
タイトルは「姉の結婚」ですが、
主人公は姉自身です。

もちろん妹の留意子は
物語の中で重要な役割を担っています。
たぶん東京での辛い恋愛で影があるヨリとの対比の役割も多分にあるとは思いますが、
留意子の天真爛漫さがなかったら、
物語の展開にも困るくらい
重要なポジションを占めています。

それと、ここに共感する人は少ないかもしれませんが、
図書館の司書に一時期真剣になりたいと考えていた時期があるので
ヨリの職業の設定に興味を惹かれたところもあります。

同じ意味で、ノッティングヒルの恋人で
ヒュー・グラントが演じている書店の店主ウィリアムにもとてもシンパシーを感じ、
ぼくのお気に入りの映画の一つになっています。

どれだけ勝っても場所をとらないし
大きさや重さを気にせずどこへでも一緒に持っていけるので
電子書籍もいいんですが、
図書館や本屋独特の本の匂いと質感は
他の何にも代えがたい魅力があります。
少なくともぼくにとっては。






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