『職業としての小説家/村上春樹』を読んで

発売日に購入して以降、
一頁ずつゆっくりと味わいながら、
約半年かけて読みました。

日本人だけでも数多の作家がいますが、
ぼくはやっぱり村上春樹さんが好きです。

とても短くて簡潔な文書なんだけど、
とても深く、誠実で深い思いが込められていて、
「なるほどな」「ふかいな」と何度も立ち止まりながら堪能しました。

今回一番驚いたのは、
村上さんクラスの作家であれば
書き下ろしの文書を編集担当者が少し手直しして
すぐに完成させているのか思っていましたが、
一番の登竜門ともいえる奥さんにダメ出しされた後、
何度も何度も、それこそ粘土細工のように徹底的に手直しを加えて
一つの作品を完成させていることです。

比較するのも大変失礼なのですが、
例えばこのブログの文書や
毎朝撮っている写真の現像など、
もちろん作業をしているときは
自分なりに最高の集中力で取り組んでいるものの、
村上さんほどのエネルギーと時間と手間をかけて
練り上げているかと云われると
本当に恥ずかしくて、世界の果てまで逃げていきたくなります。

それと、表紙を飾っている
荒木経惟さんが撮った写真もとても好きです。
荒木さんにしか見せない顔を
見事にとらえていると思います。



職業としての小説家 (Switch library)
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2015-09-10
村上春樹

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