『スプートニクの恋人/村上春樹』を再び読んで

『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』を読んでいたら
『スプートニクの恋人』を読み返してみたくなって
いてもたってもいられなくなり、
二日で一気に読んだ。
読むのが遅い自分としては、
たぶん驚異的な早さだったと思う。

『夢を・・・』で村上さんが
ひとつの物語を一人称形式で書くことは
たぶんこれで最後で
削りに削って書いたと自分でも言っているように
極限まで贅肉が削がれ、絞りに絞りあげられた
ボディービルダーのような小説だった。

ここまでくると見事というレベルを
はるかに超越している。

前回読んだ時は「僕」がエンディングですみれと再会し
一見ハッピーエンドに見え、
でも、それだけではないよな感じが漠然としていた。
今回読み直して
以前は漠然としていたところが、
少しわかったような気がした。

「僕」は夢の中でだけすみれに会えるようになったか。
あるいはむこう側へ行く扉を見つけたんじゃないだろうか。

むこう側へ行く扉を見つたなら
僕ならどうするだろう。
すみれのように全てを捨ててむこう側へ行くだろうか。
こちら側の「僕」のように心を痛める人がいたとしても。



以前に書いた感想はこちら
http://naoki-t.at.webry.info/200705/article_2.html


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村上 春樹

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