いろいろ感想文

アクセスカウンタ

zoom RSS 『KAGEROU/齋藤智裕』を読んで

<<   作成日時 : 2011/04/28 23:56   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

職場の友人から勧められてこの本を読んだ。

正直、あまり期待していなかった。

別に、芸能人だからという理由で
色眼鏡で見ていたわけではないけれど
自分とは波長が合わないと、
何となく思っていたからだと思う。

あまり気乗りしなかったが、
何はともあれ、とりあえず読んでみた。

Chapter1・・・・・おそろしくつまらない。
文章も稚拙、且つ荒削り。
ただ、これは彼が作家として経験を積んでいくうちに
量を書いていけば改善されると思う。
稚拙、荒削りではあるけれども、
文書に、人を惹き込む「何か」があるように感じた。
だから、もう少しだけ読み進めてみて、
Chapter2が更につまらないようならそこでやめよう、
そこまでは「何か」を信じて読んでみよう、と思った。

事実、Chapter4以降の展開には勢いがあって悪くなかった。
きっと瞬発力のある人なんだろう、
そんなことを感じさせる加速感だった。

作品の展開上、仕方のない面があるが
小説に書かれた社会風刺は、
作品自体を俗っぽくし
安っぽく、薄っぺらく感じさせてしまうので
淡々と語らせたほうがよかったと思う。

登場人物が少ないのは良かった。
工夫すれば、更に人物や人物名を減らせたと思う。
(実際、ヤスオは僕の身内にある名前なので
個人的にはとても変な感じがした)

残念ながら、一番落胆したのは
ハッピーエンドで終わることだ。
The Last CapterとCapter6のラストシーンはいらないと思う。
個人的には、読者の胸が「キュン」と締め付けられたところで
サッと終わったほうが読後感が格段に良くなるように感じた。

誰かに必要とされること、
誰かの役に立っていると実感できることは
少なくとも今日一日は精一杯頑張ろうと思うことができる
源だと思う。

強く死にたいと思う人ほど
強く生きたいと思っている、と言うのは真理だと思う。
それに早く気付くことができれば
自ら命を断つひとは、少なくなくなるのではなかろうか。
ぼんやりと生きている人には、
ぼんやりとした意志しか持てないだろうから。



KAGEROU
ポプラ社
2010-12-15
齋藤 智裕

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by KAGEROU の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『KAGEROU/齋藤智裕』を読んで いろいろ感想文/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる