『1Q84 book3/村上春樹』を読んで

2月にAmazonで予約買いをして、
ゴールデンウィーク前には読み終わっていたんだけど
感想を書くのが遅くなってしまった。

なにを書いたらよいかわからなかった、というのが主な理由。
実は今もまとまらないんだけど、
とりあえずキリをつけておかないと次に進めないので
思いつくまま書いておくことにした。

1.面白かった。
確かに面白かったんだけど、単に「面白い」というような
軽いものではなかった。

興味深い、考えさせられた、、天吾と青豆が結ばれてよかった、
確かにみんなそうなんだけど、全て少しずつ違うように思う。
この云うに云えない、スッキリしないモヤモヤ感って、
一体どう表現したらよいのだろう。
そう感じている人は、結構多いんじゃないだろうか。

2.book4は書かないほうがよいと思う。
ネット上のコメントにも僕の周りにも
book4は当然あるとの意見が多い。

確かにbook3で一つの結論までたどり着いたのは
天吾と青豆が再会できたことだけで
その他のことは何も解決しないばかりか
更に事態が深刻化してしまった。

多分、モヤモヤ感はここから来ているんだろうけど
book4で一つひとつ結論付けられていって
果たして面白い物語になるだろうか。
僕は疑問だと思う。

月が一つ世界に戻って、天吾と青豆はどうなるのか、
青豆のおなかの子はどんな役割を果たすのか、
ふかえりの父亡き後の「さきがけ」は
いったい誰がパッシバとなるのか、
新しいレシバは誰になるのか、
リトルピープルとは一体何者か、
ふかえり本人とドウタのふかえりはどうなるのか、
牛河からつくられる空気さなぎから
なにが生まれるのか、確かに知りたい。

だけどこれらを一つひとつ明らかにしていって
村上春樹さんらしい物語になるだろうか。

らしくない物語を読んで落胆するより
読者それぞれが
イマジネーションを膨らましたままほうが
良いと思うのだけれど。

仮にbook4を村上さんが書くことがあっても
象徴的な何か一つの謎を明かすにとどめ
他のことは謎のままにしておくんじゃないかな。



1Q84 BOOK 3
新潮社
2010-04-16
村上 春樹

ユーザレビュー:
卓越した文章力boo ...
再生村上氏の小説はミ ...
お待ちかねでした!! ...
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