『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』を読んで

河合さんの「患者とは人間の器の勝負」という言葉がとても印象に残った。
ある意味作家もそうなもかもしれないが、誤魔化しのきかないシビアな局面と毎日対峙しなければならないのは、サラリーマンの自分ではちょっと想像の出来ない厳しい世界だなと感じた。
スポーツの世界なんかは解りやすいだけで、やはりプロとして第一線でやっていくには、物書きでも医者でもとても厳しいものなんだね。
僕も毎日フーフー言いながら一杯いっぱいでやっているけど、春樹さんや河合さんの域にはまだまだ程遠いかな。

春樹さんの作品には『ねじまき鳥クロニクル』をはじめとして井戸がよく出てくるけど、井戸の意味が少し解ったような気がした。

外界との接触を全て絶った中で、自分自身を深く内観するということなのかな。
全ての原因も、解決する糸口も、結局自分自身の中にあり、他人や周りの環境のせいにしていては何時までたっても解決できない、そう言うことではないかと思う。

頭では理解できているつもりでも、自分のものとして実行するにはまだ相当な時間と経験が必要なんじゃないかな。

春樹さんて、なんて深いんだろう。



村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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